昨今は断捨離ブームで、クローゼットに掛かっている服を一度全部出して、「ときめかない物は捨てよ」などと言われています。本当に何年も袖を通さない物がいかに多いか、自分でも呆れますが、簡単には捨てられないのです。今のファストファッションの物よりなんといっても布地に趣があって良いように思えるのです。でもさすがに形は古く、いかにも昔の物という感じもします。それでもその服に思い出があったりするとなかなか捨てられません。そんな時私は、今風なデザインにリフォームできるものはして、再び着てみたいう気持ちになるのです。
手持ちの生地で新しいものを縫う時もありますが、主にリフォームが多いです。
飴色になった50㎝の竹製物差しと、古びたけれど切れ味は抜群の裁断用ハサミは、母から譲りうけた年代物です。