手仕事その2

洋裁

 🌸 道具たち

  使い慣れた古い物を好む私は、嫁入り道具の一つとして持ってきたシンガーの足踏み

  ミシンを長年愛用し、途中からコントローラーをつけて電動でも使えるようにしていま

  した。

  それがある時故障して修理に出しましたら、時間と費用はかなりかかったのですが、無事

  直って戻っては来ました。でもひと月もしないうちに同じような故障をし、再修理を依頼

  したものの今度は部品がないとのことで直らずに、代替品として写真のマイコンミシンが

  送られてきてしまったのです。

                   自分の感覚で糸や針目の調節とか、縫うスピードも決めることが出来たものが、すべて

                   コンピューターでの設定任せになってしまったのです。

                  

                   気に入らないものの、仕方ありません。これが今の私の相棒です。

 

 🌸 スカートを作る

  手持ちの生地があったので、スカートを作ろうと、生地に直接製図をして裁断しました。

  この歳になると、流行のファッションより何より、着易くゆったりとしたものを作りたいのが

  自己流手作りの目的です。

 

  裁断をしたものの手を付ける時間がなく、夏物なのに仕上がりはいつになることやら…。

残り布を使ってブラウスも完成
残り布を使ってブラウスも完成

 🌸 スカート完成 残り布でブラウスにも挑戦

  裁断したまましばらくそのままになっていたスカートに、ようやく手を付け何とかこの季節の  

  内に出来上がりました。

  そして、このグリーンの布に合いそうな手持ちの端布を見つけました。

  昔、パッチワークに凝っていた頃の残り布で、しなやかな風合いが好きなリバティプリント布   

  です。

  スカートは本当に簡単でしたが、残り布で要寸の足りないブラウスには苦戦しました。

  後ろ見頃や袖などは、はぎはぎだらけにしての、ようやくの完成でした。

  模様に助けられはぎがあまり目立たたず、不出来ながらも古い残り布を無駄なく使い切ったと

  いう満足感を得ることが出来ました。